重要なお知らせ

2023年度JKA補助事業完了のお知らせ

補助事業番号: 2023Mー110
補助事業名: 2023年度 福祉機器の整備 補助事業
補助事業者名: 社会福祉法人 真生会

1 補助事業の概要

以前では、離床や体位変換等の介護支援を行う際に、状況に応じては身体に過度に触れることになり、拘縮や皮下出血の原因となってしまう可能性があり、また関わる職員にも腰痛の発生の原因となってしまう可能性がありました。さらに、特別養護老人ホームにおける夜勤時にはご利用者20名に対して1名の職員が見守る体制となっており、ご利用者に十分な支援を行えない可能性とかつ職員の身体的・精神的負担の負荷が大きいという現状があります。
このような現状において、近年様々なICT関連の福祉機器が開発されております。厚労省からもこのような職員の負担軽減等に役立つ福祉機器の利用が促進されているなか、公益財団法人JKAが行っている各種の補助事業のなかには、このような福祉機器の導入に対する補助事業もあります。
特別養護老人ホーム夢ではこのような現状を解決するにあたり、公益財団法人JKA補助事業のうち、「2023年福祉機器の整備補助事業」に公募を行ったところ交付決定をいただくことができました。
具体的には、まずご利用者の緊張緩和や身体的圧迫の軽減、拘縮や皮下出血の予防、職員の腰痛等の身体的負担の軽減の効果を目指した「離床支援機能付き介護用ベッドの導入」を行いました。次にご利用者の睡眠の状況、バイタルの状況や離床等の状況を一元的に把握することでご利用者の早期治療への繋がりや、職員の夜間の身体的・精神的負担の軽減、適切な夜間支援へと繋がる効果を目指した「見守り支援システムの導入」を行いました。
特別養護老人ホーム夢は地域密着型の特養で、特養の定員が29名、ショートステイの定員が10名の合計39床でありますが、「離床支援機能付き介護用ベッド」については離床時のリスクが大きい方を優先として10台、「見守り支援システム」については全体が把握できなければ効果が半減するため39床全部に設置させていただきました。
 離床支援機能付き介護用ベッドの導入については、従来のベッドに比べて上下の可動域や頭と足の可動域が非常に大きいため、起床や就寝時の介助やオムツ交換等の体位変換等も非常にやりやすいことや、離床時のリスクの大きい方にもすぐに通知が来るため適切に対応できるなど、職員の反響も期待以上のものがありました。また、見守り支援システムの導入についても、フロア全体の目覚めや一部離床の状況がモニターで常時把握ができるため、きちんと眠れている方を起こさないことや夜間のトイレ介助等が適切にできるようになったことや、バイタル状況も同様に把握できるため、夜間急変時の対応や無呼吸・不整脈等の状況の早期把握による適切な対応ができる効果が出ていると思われます。
 今後もこの補助事業の目的である「ご利用者及び職員双方の安心で安全な介護支援の実現」に向けて「2023年福祉機器の整備補助事業」により得られた成果を継続及び発展させていきます。


2 予想される事業実施効果

離床支援機能付きの介護用べッド(パラマウントベッド エスパシアシリーズ)

べッドが-番低い状態で、床からホトム上面までの高さが超低床タイプと低いため、ふとんからべッドに移行する場合でも違和感が少なく、また万一転落したときには衝撃を軽減する効果が望めます。べッド上の荷重変化を検知することができ、「起きあがり」「端座位」「離床」の動作や「見守り(離床後の経過時間)」「離在床情報」を検知して通知することができます。職員の身体的及ひ精神的な負担への軽減します。

見守り支援システム(パラマウントベッド 眠りSCAN)

「睡眠・覚醒・起き上がリ・離床」と状況の変わったときや、呼吸数・心拍数をリアルタイムでモニタリングできるため、より早く異常に気付きやすいです。目が覚めているタイミングでケアができる為、よリよい睡眠の提供が可能になリます。職員の精神的な負担への軽減します。

3 本事業により導入した機器

①導入機器(url)
エスパシアシリーズ
②設置場所
特別養護老人ホーム夢
ショートスティ夢

①導入機器(url)
眠りSCAN
②設置場所
持別養護老人ホーム夢
ショートスティ夢

4 本事業に係る印刷物等

印刷物

5 事業内容についての問い合わせ先

団体名 社会福祉法人真生会
住所 〒706-0314
岡山県玉野市山田 468番地1
代表者名 奥池 靜雄
担当部署 事務
担当者名 田中 雅敏
電話番号 0863-43-9001
FAX 0863-43-9007
E-mail info@yume-shinseikai.or.jp
URL https://yume-shinseikai.or.jp/
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